歌文化に彩られた「仏都」ー紫香楽宮
聖武天皇が造営した紫香楽宮、宮町遺跡にて出土された土器片に
万葉仮名に頻繁に用いられる文字が墨書きされていたことを発表した。
墨書きされた文字が見つかったのは八世紀中頃の須恵器の皿で、
口径23cm、高さ2.1cmで2004年調査のとき発見されたもの。
文字は、底部に万葉仮名の太い文字で「歌一首」、
その左隣には細い文字で「伊毛」 「□乃古」と書かれている。
「伊毛ーいも」は女性を指し、「□乃古ーおのこ」は男性を指すとおもわれ、
恋人らが消息を通じ合う相聞歌でよく用いられる文字だそうです。
土器片は、公式儀礼を行う「朝堂」の南限にあたる地層から発見され
歌木簡が発見された場所からは230mほど離れており、
宮中各所で官人が和歌をたしなむ営みがそこにあったとおもわれ
宗教的性格とは別に歌の文化が花開いていたとみられる
【参考:中日新聞・毎日新聞・産経新聞・市教委】
出土土器片は、明日24日〜29日まで信楽町宮町 宮町遺跡調査事務所で一般公開されます。
またひとつ紫香楽宮のナゾが繙かれたようです。
難しいことは、ワカリマセンが〜(^_^;)スゴイこと続きです!
そんな歴史あるところで
ご先祖さんが残してくれたこの地で商いをさせてもらえて〜
感謝し、大事にせんとバチが当たるわしい
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