ふるさとって・・・
帰るところってありますか
あなたのハダカのココロを見つめ わかってくれる
そして おもいっきり泣ける
そんなところ あなたの中でつくる
あなたの帰るところあなたの中にある
山ふところの 小さな駅に ふらり降りたら 夜明けを待とう
あてもないのに 枕木踏んで 線路づたいに モヤかき分ける
見知らぬ人の 会釈を受けて とまどいながらも なごんでしまう
ほんとの色を 取り戻せない 紫色はぼくの 心のようだ
ふるさとでもないのに ふるさとでもないのに
こみ上げて来るのは なんだろう
『ふるさとでもないけど』 大塚 博堂
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